失敗じゃなくて経験なんだ! この経験の数が価値。あまおう産直農家物語
2018/01/09
一体何度失敗したらわかるんだ!
こんなセリフを誰かにはいてませんか?
私は2014年から人間関係を良くする選択理論心理学を
と出会い、他人に言わなくなったものの、自分に言っています。
心の中で。。
でもその度に妻や友人に話して、自分だけでは脱出できない否定的なできない地獄を這い上がって来ました。
自分の心の声を素直に人に伝える。
これは自分自身にも整理整頓が始まることでもあります。
人に伝えるって本当に大事。
そして聴いてくれる人の望みを叶えることもすごく大事。
もっとも大切な人。
誰ですか?
私は妻です。
彼女の存在でどんな困難も耐えれます。
とあっちこっちで話して、自分に暗示をかけ続けてきました。
ピンチがやってきました。 このピンチさん、仲良しじゃないんですがよくいらっしゃるんです。
ちょっと遠慮してくれたらいいのにって思うんですが、自分が引き寄せてるんですけどね。
一つご紹介します。
私は苺の産直農家です。 12月はお歳暮ギフトにクリスマスギフトと苺屋さんにとっては一年で最も必要とされる時期に、大変なことが起きました。
苺が足りない。
取引先のケーキ屋さんも大悲鳴です。 笑えない、ほんとにお歳暮もすさまじい受注量。。12/15の時点で予約を締め切るというやむを得ない判断で、遅延を最小限にするしかないと決断しました。
昨年も足りない地獄に陥ったので、懲り懲りして作付けを一週間ほど早めて、すべての作業を早めに消化できるようにスタッフまで増強していたにもかかわらず、その予測をさらに上回る天候の影響。。原因は諸説ありますが、太陽の照度が低いそうです。
生育が遅れるという「まさか!」 しかも2年連続。 信用問題です。
心が折れそうになりました。 でも心が折れて落ち込んでも何も変わりません。 目の前の事態をいかにして解決に向かわせるか、
みんなで考える。
ピンチの時ほど長期的な目的を意識する。 こういうことはまたある。 その時のためのいわゆる防災訓練だ!と言い聞かせ、どう考えても遅延の可能性の高いお客様には事情説明とお電話でご都合と思いを聞き、お年賀ギフトに転換し、お届け先に対して先行しておわび状をお届けする、とにかくお客様の感謝の気持ちが届く予定でしたが、生産者都合で遅れてしまっていますという思いだけまず伝える、そのために電話かける、メールする、それを必死になって対応しました。
できることに全力を尽くす。 コントロールできないことに落ち込まない。
結果、今、乗り切って、その対応が評価され、逆にリピーターが増えました。
ピンチの時には知恵が出ます。 その時に一人の知恵か、全員の知恵か、
もしスタッフを大事にしていなかったら、知恵は集まらなかったでしょう、踏ん張りもなかったでしょう。。
ピンチの時ほど、まさかの事態ほど、経営者の在り方がスタッフの行動としてでる。
私はスタッフ教育には何が必要か、スタッフに幸せにいなってもらいたいという愛、それを行動で示すこと、経営者がチャレンジし続けること、ピンチの時でも必死に前を見続けること、その姿勢を見せること、そりゃ一時的には失敗も損失も出します。でも長期的に見れば、みんなが幸せになるためには、その経験は必要だったということにしてしまう。
うちのスタッフは、引きこもりだった、価値がないと思っていた自分が大変身した、できたということを伝えたい、みんなの勇気になりたいとチャレンジジャパンサミット2018にエントリーするためのプレゼンテーションを作っています。 1/10の18時が締め切り。。明日です。
そして私は育成と採用へのチャレンジをするためにエントリーします。 私も今夜9日の夜と明日締め切り日の10日の13時からの本番ビデオどりです。
選考は主催者がやることでコントロール外。 自分たちにできることは今を出し切ること。
全部経験です。 チャレンジには成功か成長しかない。
わずかなチャンスしかない。 いやチャンスがあるという解釈。 その可能性に挑むこと。 普段からそういう習慣で生きてるかどうかが人生を分ける。
だから全国から2名だけ!じゃない、2名って可能性ととる。 そこに挑む。 その習慣、私の成長習慣はここにある!
そういう生き方を続けてきた結果として、私は2月末に一週間、オマーンに国交正常化記念式典のゲストスピーカーに立ちます。
農業経営を実際にやっているスピーカーとして選出されました。
誰がこんなことを予測したでしょうか。。 これがチャンスをつかむ生き方、皆さんの目の前にも普通にある。。でも私には無理ってスルーしてることが山ほどある。
一歩前に踏み出して、手を出して。。
あなたの愛する人を守るために、幸せにするために
あなた自身が一度しかない人生を幸せに生きるために。
私は手を出し続ける。一歩踏み出し続けます。
そしてこの使命を最大限燃やして、死を迎えた時に、私は私に対してよくやったといえるような人生を全うします。
なぜなら、私には価値があるからだ!