武下農園株式会社
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自国を愛する志を引き出す。あまおう産直農家物語

自国を愛する志を引き出す。あまおう産直農家物語

2018/02/25

オマーンチャレンジ初日終了  本番直前レポート

いよいよ今日はオマーンVIPを前にスピーチの予定  
時差5時間遅い  日本時間ー5時間   
現地時間11時スタート  
日本時間16時スタート

一日目にとにかくできる限りの情報収集に努めました。 でもオマーンの方との直接のコミニケーションができていないので、それはスピーチ直前まで情報を取りにいきます。
基本的なスタンスはオマーンがどうなりたいのか、実際の実働部隊はどうなりたいのか、今何をしているのか、何を日本に求めているのか、それを聴くということです。

そのためには、このゲストには話しておかなければならない、このゲストにはもっと学びたいことがある、そう思われなければ、こちらから聴きたいといったところで相手が話してくれません。
まずはその風穴を開けるスピーチをすること、そのために昨日一日、こちらへ同行している日本人の方々から、それぞれが持ってあるオマーン情報をつなぎ合わせて、私に何ができるかを考えました。

苺を売り込むことじゃない。 それは当初からわかっていたので何一つサンプルも持ってきていません。表面的な物販取引では国力増強には程遠い。

苺を作る技術を伝えること、これも必要だけど違う。
ものを作り出す力の前に必要なことがある。  

あと10年で石油産出が底をつくといわれる資源国家オマーン。 産業が未開発の資源国が自国産業の育成が急務とされる中、たくさんの立派な建造物が次々に建設中で、その割には人がいない。 集客がなければ売り上げもない、国力となる資源は永久にあるわけではないので、維持費が底をつく日が来る。
自国産業。 乾燥した気温の高いこの国で農業でというのはどうなのか、実際に農業経営者に会ってみないとわからないけど、肌で感じる限りは厳しい、まだそういう場所に行ってないからかもしれないけど、ここで農業でやっていくんだ!って思うかといえば、簡単じゃないです。

だからどうしたらそれができるかを考える可能思考のチームが必要です。
国の根幹には食糧生産と教育は外せない。
まず主催者が私を呼んだ理由をしっかり受け止めて、最大限それに応えたい。

この中東の国、資源国家で国の財政で生活が豊かだった国が、ハングリーの塊だった日本の田舎の農家の話をどう解釈するのか、深い自己開示ではなくて、日本で体感してもらう価値を伝えなければならないと思いました。
なぜ日本の品質は高いのか。。

台風に豪雨災害、大雪、四季の変化が一段と激しくなる日本の中で、私のイチゴの栽培技術は逆境であればあるほど磨かれてきました。
今では日本全国からオーダーが入り、大手の販売店に卸すことなく、小売りで月に2000件を超え、年間2万件を超えるレベルになってきました。
その仕組み構築に走り回っている。 お客様の声をとにかく聴いて、スタッフにも伝えて、高品質生産の意識を高めています。

モノづくりの前に人づくりなんです。

しかし資源国家の方々に資源のない国が高めてきた能力開発の文化が合うかといえば。。。。
なぜ東南アジアの現場実習生が日本で多く働いているのか、重宝されているのか。。。
働く理由を持ってるからです。

オマーンの方々がどこまでそれを求めているのか知りたい。

お金払うから、日本人がやってくれというのであれば二度ときません。
自分たちが自分たちの国を愛し、家族を守るために愛する人のために自分が学びたいんだ、苺が作れるようになりたいんだ、日本に学びたいんだと本気で思うのであれば、日本にお越しくださいと伝えます。

今現在、オマーンとの間に研修生の受け入れは窓口がない。
経済産業省も同行してるから、それがニーズとしてあるなら、まず声を出すべき。
何のためにそれをやるのか、目的を発信して、手段を生み出す、そこで初めて可能思考のチーム結成。

うちの田舎に研修施設を建てて、教育指導してほしいとなれば、地元の大川市はもちろん、どこの誰に相談すべきかも声を出さなければわからない。困難の道であってもそれがオマーンの方々が求める気持ちが本気であれば応えたい。
ただ情報は与えるけど、自分たちで学ぶということです。

災害国家、日本の中で、豪雨災害や台風の時期も体感してほしい、その中で日本人が利他の精神をもって支えあって生きていることも体感してほしい。 口で言ってわかるこっちゃない。

さて、思考の整理中です。。

志の力。 私の今回のミッションは自国を愛するオマーンの方々に自国を守るんだという志をどれほど引き出せるか、必ずある、そう信じてます。
全体統括をしてくださったスワーダ・アルムダーラさんは教育の人。  世界で影響力を及ぼす5人の女性と挙げられた、そのうちの一人です。
そのスワーダさんの思いに応えること。

自国を愛する気持ちはどこの国にでも必ずある。

それを効果的な経済活動に落とし込む技術、それを日本人経営者、JPSAのプロスピーカーは伝えていく責任がある。
これは私の自分に課したミッションです。
VIPの前で与えられた時間は15分

インパクトプレゼンです。

青木社長、英郎先生、JPSAの同志の皆さん、そしてスタッフのみんな、美穂、直翔、颯汰、千華 に誓う。 この国のためにまず15分、全身全霊をかけて挑みます!
それが日本にとっても我々にとっても道を切り拓くことになる、貢献に振り切ってきます。

よし、発信した。 あとはやるのみ。。

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