この社会は人間社会。人間力、これこそが土台。。あまおう産直農家物語
2018/02/26
オマーンチャレンジ3日目の朝のセットアップ
質問からわかる相手の思考、私ができることは何か。。
観光資源をどんどん整備して、それを旅行会社含め、いろんな情報発信して、たくさんの人に来訪してほしい、日本からも投資しやすい環境を作っているので、積極的に投資してほしい。。
してほしい。。というこの思考、よくわかる。 私もそうでしたし、今の日本社会でも待ちの思考は常習化してる。
建造物が悪いとかじゃない、そりゃ必要です。
しかしそれを維持していくコストはどこから出てくるのか、資源国家は資源が売れている間はいい、それは日本ではありえない財産の湧き水。
しかし技術発展によりオイルが不要になれば、価値が下落したら、たちまち焦げ付くのは目に見えている。
わかってる人はそれもあって今回のようなビジネスマッチングの機会を設けてある。
どこに投資すべきか。。何に力を入れるべきか、国力とは何か、継続発展への道とは。。
これは日本でも過疎地域でほんとに考えていかなければならない話です。
物売りじゃない。 私はそう感じた。 苺を売ったところでそれがオマーンの国力になるか、
ならない。
彼らが求めるものは何か、
オマーンが石油依存から脱却して、自国の産業で経済発展すること。
じゃあ、日本にできることは何か、 物売りじゃない。
衣食住の業界の仕事を通じて人を育成する技術、これを伝えること。 オマーンが自国産業で回せるだけの人材育成。
教育、指導者の指導者が必要。 それはどうやって達成するのか。
私は日本に来て学ぶべきだと伝えました。
資源が本当に枯渇するか、価値がなくならないと多くの人は気づかないでしょう、でもその時に国家は何をやってたんだと批判が暴動となり、治安が悪化する。 どこにでもある依存社会の末期症状。
そうならないために教育システムの構築が必要、しかし人間は習慣の生き物、簡単に変わるもんじゃない、だから体験学習しかない。日本にて世界にもとめられる現場を体感すること、それを繰り返し繰り返し習慣形成、3年6回の再受講システムのようなものを作る必要がある。 それを詰めてきます。
不動産も必要だし、研修用の別プラントも必要。 私の会社とは全く別の会社を立ち上げて、通訳付きの育成チームを組織する、資源国家の豊かな方々が資源のない国のハングリー精神を見てビックらこくのは目に見えてる。 これは中東全体の問題かと思う。
ドバイは先見の目で先行投資を続けた結果が今。 どこに投資をしたのか、建物だけじゃないのは明白です。 指導者が国の将来を左右する。建物じゃない。
この社会は人間社会、人間力、これこそが土台なんだと。
日本は人が育つ環境と技術がある。 理念経営、志の力。
これをオマーンと協力してやることによって、国内の人材育成、学校教育問題をも再考する機会にしたい。
誰もが幸せになりたい。 そのためにはだれかに依存する方法を探すのではなく、自らが学ぶこと、セルフコントロール力です。
帰国してからが本番。 具体的にどう動くか、素案を作っては、帰国後に実働部隊を誰とどう組むか、こっちにいる間にどれだけ煮詰めれるかが勝負です。
素晴らしいパートナーとたくさん出会いました。。みんな志が素晴らしい。