比較の苦しみから、貢献への切り替えが成長加速を生み出す。あまおう産直農家物語
2018/03/01
オマーンチャレンジ6日目終了。
チャレンジには成功か成長しかない。 良くも悪くも自分の解釈次第で、全部経験!
昨日も未知の体験で頭がクタクタでした。
ワークショップの成果の発表会に参加。
同行した日本人の装飾品作りやネイルアート、他、日本のものづくり技術を教えるワークショップがオマーンの方々に高く評価されて、受講生と先生が表彰。。
実際に受講されたオマーン人の皆さんの求める姿勢が素晴らしかった!と日本人先生も絶賛されていました。 ものづくりを通じて、心通いあう素晴らしい交流でした。
相手の望みを叶えることを自分の望みとする。
まさにその実践の現場を見ました。 農業でもこうした心通いあう体験学習ができたら、お互いに成長できる。 オマーンにとっても何よりの国力は人財。 日本もそう。
両国間の人材育成の協力事業ができるようになりたい。
それが終わると大学へ移動。 日本でいう東大みたいなところらしい。
そこで羽根さんと経産省の畑田さんと私の3人で講演。。
これが本当にセルフコントロール能力が試されるんです。。
私以外の2人は英語ペラペラ。 通訳を介せずに直接英語で質疑応答もやりとりできるし、笑いもある。 これを聞きながら、2人の自分の葛藤があります。
一つは比較です。 ネガ下君が「凄いー!」と喋れない自分にネガウィルスを打ち込んできます。 高速スマッシュの連打です。 するとモチベーションが下がってくる。
俺なんかが何を伝えれるんだろう? この二人と違いすぎる状態をあえてここでさらさなきゃいけないのか」
かと思えば、ポジ下君が、少しでも理解しよう!そして羽根さんのプレゼンとリンクさせようとリンクできるメッセージを必死で聴きだすんです。
自分ができることはなんだ?
この学生たちの価値を引き出すメッセージってなんだ?
日本語でも姿勢や声で表現できることってあるはずだ!
このネガとポジの戦いが自分の中で繰り広げられる。
自分中心の解釈が顔を出す瞬間、できない、不要だ、このネガメッセージが思考の停止を招く。
相手中心の解釈に切り替わると、思考の拡張が急速に起こる。
自分より上のできる!って人間との時間をどれだけ取れるかなんだなって思い知らされました。
そして自分の出番が来ました。 通訳と交互に喋るので、ゆっくり話す上に訳してる時間は待つので与えられた時間の約1/3くらいしか話せません。
それでも使命を全うするんだ!とチャレンジしました。
解釈はその人の自由、私の自己評価は今の現在地を知るいい機会になりました。 英語力がほしい。そう強く強く思うには、最高の経験をしました。
日本で講演の回数をこなして、自分の中で言葉に対して軽率に考えてる所があることに気づきました。 通訳の方にもわかるように、学生たちにもわかるようにという配慮が言葉の選択の質を上げてくれたんです。
夜はオマーンで最も高級なレストランらしい、オペラハウスに。
ここでの行動の選択は同行してる日本人の方でまだコミニケーションが取れてない方と情報交換することにしました。 でもオマーンの方々にジェスチャー英会話でチャレンジすべきだったと反省してます。
ビビりました。 もういいよっていうネガ下君に負けました。 やっぱぐーっと自己概念が下がってしまう。 何しに来てんだ、お前の抜けた穴をみんなが必死で頑張ってんだぞ!って自分に鞭打つところも出てくる。
いやいや、よくやってるよ、よくやった。あと1日、もうちょっと踏み込もう! そう自己承認しました。
この短期決戦のオマーンチャレンジは不安と恐れを小脇に抱えてやる!の実践だらけ。
チャレンジには成功か成長しかない。 本当にそうです。
あと1日、悔いなきようポジポジでチャレンジします!