健康あっての国力増強
2018/03/03
オマーンチャレンジ番外編4
フットケアがヤバイ!
オマーンからバンコクへ到着。 オマーンからの出国してくるオマーン人の多くに足腰の治療にくる人がたくさんで、歩行困難な重病患者には、飛行機の扉が開いてすぐに車椅子が待ってるって聞いてはいましたが、本当でした。
ズラリと医療関係者が並んでる。
どうしてそういう事態になるのか。
一つは肥満が多い。 食生活に甘いものが多い。
ラマダンと言われる断食が1ヶ月あることが逆に肥満になるって?
それは、断食って日中だけで日没後は大盛りで食べまくるそうです。 水も飲めないから、たらふく飲んどけってことになる。
日没後は逆に節制すべき体のサイクルのはずだし、イスラム文化は科学的な生きる知恵が満載のはずなのに、何のための断食なのかズレてる人が肥満になっていくという悲しい現実。
もう一つはスリッパばきの文化。
これは日本でも見られる光景だけど、中東はスリッパの文化らしい。 ショッピングモールでもすごい量のスリッパが展示されてた。
足の裏と履物が歩くたびにズレるので足の裏の圧力バランスがどんどんズレる。 左右の偏りが酷くなって膝のバランス、腰、背骨とあっちこっちに力のバランスが崩れる万病のもと。
日本でも簡単に履けるもんだから、スリッパばきは多いし、靴を履いてるのに、かかとを踏んづけて、スリッパ状態で履いたり、紐を緩くしてスカスカで脱ぎやすくしてる人がいるけど、その無知が後で医療費として多大な倍返しになる。
学ぶこと。 いや、学んだことを実践することです。
資源国家で今はまだ暮らせても、健康が保てないのでは、せっかくビジネスの仕組みを作っても、パフォーマンスはどうか。。。継続性はどうか。。
日本に照らし合わせて自己を振り返る。
運動推進のためにスポーツ店もサッカー専門店もあったりした。 トレーニングマシーンやマッサージチェアーも多く並んでいる光景は日本の家電コーナーと一緒。
だったら、整体師にとってマーケットはすごいことになるんじゃないかって思ったんだけど、こちらの文化は女性は人に身体を触らせない。女性同士はいいみたい。
女性は女性、男性は男性って分けりゃいいのかなって思いもする。
国力増強にビジネスフォーラムは確かに必要、ただ健康あってのことだなーと考えさせられました。私もハイパフォーマンスを維持するために、まだまだ減量します^_^;
健康が全てではない。しかし健康を失えば、全てを失う。 by青木仁志