赤ちゃんの離乳食は、市販のものでも種類が増えてきました。
大人が食べると味を感じないため、自分で作るとなると味付けに悩んでしまうかもしれません。
また、アレルギーや食中毒の問題もあり、いつから食べさせていいのか、考慮しなければならないことは山ほどありますね。
そこで今回は、作るのが簡単な離乳食の1つ、いちごジャムについて解説します。

□赤ちゃんにいちごジャムを食べさせてもいいのはいつ？

アレルギーや食中毒が心配な赤ちゃんに、生のいちごを食べさせるのは少し危険です。
生ではなく加熱したものから与えましょう。
そこで、おすすめしたいのがいちごジャムです。

赤ちゃんにいちごジャムを食べさせてもいいのは、生後9〜11ヶ月ごろの離乳後期です。
ただし、注意点がいくつかあります。

・砂糖不使用もしくは低糖のものを選ぶ
市販のジャムは多くの糖類を含んでいます。
赤ちゃんは砂糖の甘みに慣れてしまうとさらに欲しがってしまうこともあるので、できるだけ砂糖不使用、低糖のいちごジャムを選びましょう。

・量は小さじ1/4程度から
砂糖の量と同じ理由で、初めは少量から与えましょう。
赤ちゃんの果物摂取量の目安は、いちごだと約3個です。
この量も目安に、他の果物とのバランスもとりましょう。

・スパイスがないものを選ぶ
いちごジャムは、ほかの果物のジャムよりも加熱することで酸味が穏やかになります。
このことで、酸っぱさが苦手な赤ちゃんも食べやすくなりますが、中にはスパイスが入っているいちごジャムもあります。
アレルギーの問題もあるので、初めにパッケージ裏面を確認しましょう。

□離乳食向け！いちごジャムレシピ

赤ちゃんの離乳食向けの砂糖不使用いちごジャムレシピです。

＊材料

いちご：300g
レモン汁：大さじ2

1．いちごの下準備

洗ったいちごのへたをとります。
小さく切るか、袋にいれてつぶしましょう。

2．いちごを煮る

小さくしたいちごとレモン汁を鍋でつぶしながら10〜15分間煮ます。
あくが出てきたら取り除き、途中かき混ぜます。
煮終わったら、冷まして容器に移して完成です。

いちごジャムの砂糖にも気をつけることは大事ですが、いちごジャムと一緒に食べるパンにも気をつけましょう。
低糖のパンを選び、なるべく砂糖の量を抑えることが大切です。

□まとめ

いちごジャムは、砂糖不使用のものや低糖のものであれば離乳後期の赤ちゃんから食べられます。
砂糖の量に気をつける必要がありますが、お家でも簡単に作れますので、ぜひ生のいちごはまだ不安という方は、いちごジャムから試してみてください。