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青森県の郷土料理「いちご煮」は炊き込みご飯で食べるのがおすすめ!

青森県の郷土料理「いちご煮」は炊き込みご飯で食べるのがおすすめ!

2023/03/22

りんごで有名な青森県ですが、郷土料理で調べると「いちご煮」が出てきます。
「いちご煮」とは、いちごを煮たものなのでしょうか。
あまり聞いたことのない料理名に、イメージが湧きにくいですね。

そこで今回は、いちご煮の正体を紐解くとともに、おすすめの食べ方の1つである炊き込みご飯のレシピを紹介します。

□青森県の郷土料理「いちご煮」

青森県八戸市の郷土料理の1つである「いちご煮」ですが、その名前からいちごを煮たものを想像するかもしれません。

しかし、いちご煮にはフルーツのいちごを一切使っていないのです。
では、いちご煮とは一体どのようなものなのでしょうか。

*いちご煮の正体

いちご煮とは、ウニとアワビを塩と少しの醤油で味付けをし、青じそを散らしたお吸い物のことです。
諸説ありますが、漁師たちがウニとアワビをたくさん鍋に入れて煮込んだことが始まりとされています。

リアス式海岸で漁場が豊富な八戸市ならではの郷土料理です。
漁業が盛んであっても、毎日食べるような郷土料理ではありません。
八戸市でもお祝い事やお正月などにしか食べない、高級料理なのです。

*「いちご煮」と呼ばれる由来

いちごを一切使っていないのに「いちご煮」と呼ばれるのは、その見た目が由来です。
いちご煮から出る乳白色の出汁に黄金のウニが輝く様子が、朝霧に霞む野いちごに似ていることから「いちご煮」と呼ばれるようになりました。

一般的に食べられるいちごと違い、野いちごはオレンジ色をしているため、ウニの見た目にかけられたのですね。

□いちご煮は炊き込みご飯にするのがおすすめ!

八戸市の方は、家でいちご煮を炊き込みご飯にして食べるのが多いそうです。
ウニとアワビの出汁がきいた炊き込みご飯は、想像しただけでも美味しいですね。
いちご煮は缶詰としても売られているので、作るのも簡単です。
ここでは、おすすめの炊き込みご飯レシピを紹介します。

*材料

いちご煮の缶詰:1缶
米:2合
まいたけ:お好みの量
バター:10グラム
コショウ:適量

1. 米の下準備

研いだ米の水を切り、土鍋が炊飯器に入れます。
そこに缶詰の中身を全て入れ、30分そのままにします。

2. 他の材料を入れる

30分経過後、まいたけ、バター、コショウを入れ、いつもと同じように炊きます。

3. 蒸らしたら完成

炊き終わったら、よく蒸らして完成です。
食べる前にはさっくりと混ぜましょう。

□まとめ

「いちご煮」は、青森県八戸市の郷土料理で、ウニとアワビのお吸い物のことです。
「いちご煮」と呼ばれるようになった由来は、ウニと野いちごの見た目が似ていたためで、材料にいちごは含まれていません。

そのままで食べても美味しいですが、出汁がきいた炊き込みご飯も絶品なので、ぜひ食べてみてください。

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