大人になるとコーヒーが飲めるようになる方もいらっしゃるように、年齢とともに味覚は変わってきます。
美味しいと感じていた甘さも甘すぎると感じてしまうこともあるかもしれません。
そこで、大人になっても良い加減の甘さを楽しみたい方におすすめなのが、スパイスの活用です。
今回は、ブラックペッパーを使ったイチゴジャムの作り方を解説します。

□ブラックペッパーがアクセントになるイチゴジャムの作り方

ブラックペッパーをイチゴジャムに入れることで、味にアクセントが生まれます。
ただ甘いだけのイチゴジャムではなく、少し大人な味のイチゴジャムを楽しみたい方はぜひ作ってみてください。

＊材料（125mlサイズの瓶3～4つ分）

いちご：2パック
グラニュー糖：お好みの量（目安はいちごの量の5割～7割）
レモン：1個
ブラックペッパー：小さじ1（瓶1つ分）
クローブ：6粒（瓶1つ分）
バニラビーンズ：1/2本（瓶1つ分）
バジル：一片（瓶1つ分）

1． いちごとレモンの下準備
洗ったいちごの水気を拭き取り、いちごのヘタを取ります。
大きないちごはこの時点で2等分にしておきましょう。
レモンは2等分したうちの半分を輪切り、もう半分はラップに包んで冷蔵庫に入れます。

いちごと輪切りにしたレモンを同じボウルに入れたら、その上にグラニュー糖をかけて常温で一晩寝かせます。

2． ジャム瓶を煮沸消毒する
ジャムは保存食で長くて1年保存できますが、そのためには消毒が大切です。
鍋に厚手のキッチンペーパーもしくは布巾をしき、瓶と瓶がつかるくらいの水を入れて20分間煮沸消毒します。
引き上げるときには、サビを防ぐためにも瓶に傷がつかないようにしましょう。

3． いちごを煮る
寝かせておいたいちごとレモンをざるでこし、残った水分とグラニュー糖を鍋に入れて中火で煮ます。
とろみがついてきたら、いちごのみを加えて混ぜながら煮立てていきます。
ときどきアクを取り除きましょう。
程よいとろみがついたら、冷蔵庫に保管しておいたレモンから大さじ1杯分のレモン汁を加え、混ぜてから火を止めます。

4． スパイスを加える
全ての瓶にブラックペッパーとクローブを入れます。
バニラビーンズとバジルは、1つの瓶にどちらかだけにしておくとそれぞれの風味を味わえます。

5． ジャムを入れて完成
ジャムを瓶いっぱいに詰めます。
蓋を閉めて逆さにして真空状態にしたら完成です。

□ブラックペッパー入りイチゴジャムのマフィンの作り方

スパイスがきいたイチゴジャムは、爽やかな風味を残してくれます。
爽やかさを活かすことで、甘すぎない大人な味のマフィンが作れます。

＊材料（7cmマフィン型7個分）

ブラックペッパーイチゴジャム：お好みの量
小麦粉：100グラム
ベーキングパウダー：3グラム
バター：100グラム
卵：2個
三温糖：80グラム

1． 下準備
バターをレンジで温めて溶かしておきます。

2． 材料を混ぜる
ボウルに卵、三温糖を入れて、砂糖の感触がなくなるまで混ぜます。
混ぜ終えたら、ボウルに小麦粉とベーキングパウダーを4回に分けて混ぜていきます。
その後、バターも4回に分けて混ぜていきます。
最後に、お好みの量のイチゴジャムを混ぜて、生地は完成です。

3． 焼いて完成
生地を型の8分目まで入れます。
180度に余熱したオーブンで18分間焼いたら完成です。

□まとめ

ブラックペッパーだけではなく、他のスパイスやハーブを使うことで、今まで食べていたものも違った風味を楽しめます。
ぜひ、イチゴジャムを作るときはさまざまなスパイスを試してみてください。
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急にイチゴジャムが作りたくなった方はぜひご利用ください。