クッキーやパウンドケーキなどはスイーツの中でも比較的簡単に作れるので、ご友人が家に来たときやバレンタインで渡すときによく選ばれます。
しかし、失敗しないという安心はあるものの、周りを料理の腕で驚かせることは難しいかもしれません。
そこで、おすすめしたいのが、いちごのミルフィーユです。
今回は、パイシートで簡単にできるいちごのミルフィーユについてご紹介します。

□ミルフィーユはどんなスイーツ？

ミルフィーユは、フランス語で「mille（千）」と「feuille（葉）」が組み合わさってできた名前で、古くからヨーロッパで作られてきました。
サクサクしたパイ生地と甘いクリームの相性は抜群で、ヨーロッパを超えて世界中で楽しまれています。

ミルフィーユと似たスイーツにミルクレープがありますが、「ミル」はどちらも千という意味で、生地を何層も重ねている点が同じです。
重ねる生地が、ミルフィーユはパイ生地、ミルクレープはクレープ生地であることが異なる点です。

□パイシートで簡単！いちごミルフィーユの作り方

＊材料（4人分）

冷凍パイシート：3枚
いちご：1パック
粉砂糖：適量
卵黄：2個分
グラニュー糖：50g
バニラビーンズペースト：少々
薄力粉：25g
牛乳：200ml
生クリーム：100ml

1.下準備
冷凍パイシートは常温で解凍、オーブンは200度に余熱しておきましょう。
また、いちごはヘタを取り、半分に切って水気を切っておきます。

2.パイ生地作り
初めに、オーブンシートを敷いた天板にパイシートを3枚並べて、オーブンで10分焼きます。
焼けて膨らんだパイシートの上からオーブンシート、天板の順にのせて膨らみを潰します。
天板をのせたまま、さらに15分焼くことで、平らでサクサクなパイ生地にできます。
最後に、粉砂糖を全体に薄くかけて、さらに10分焼いたらパイ生地の完成です。
そのまま天板ごと冷ましておきましょう。

3.カスタードクリーム作り
初めに、耐熱ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れて混ぜ合わせます。
次に、バニラビーンズペーストと薄力粉を加えて、粉っぽさがなくなるまでさらに混ぜます。
最後に、牛乳を少しずつ加えながら混ぜ合わせます。

全て混ぜ終わったら、加熱していきましょう。
600Wの電子レンジで2分加熱、混ぜる、1分加熱、混ぜる、の順序です。
全体的にダマがなくなるまで混ざったら、カスタードクリームに密着するようにラップをかけ、冷蔵庫で冷やします。

4.ディプロマットクリーム作り
9分立てにした生クリームを、冷やしたカスタードクリームの中に2回に分けて入れて混ぜます。
混ぜ終えたら、絞り袋に入れます。

5.ミルフィーユの組み立て
パイ生地の上にディプロマットクリーム、いちごの順にのせていき、さらにパイ生地をのせて上から軽く押さえます。
このステップをもう1度繰り返して2段にしたら、いちごのミルフィーユの完成です。

□まとめ

サクサクしたパイ生地と柔らかいクリームを重ねてできるミルフィーユは、冷凍パイシートを使えばお家でも簡単に作れます。
クリームとパイ生地の間にいちごをはさむことで、いちごの酸味がアクセントになるので、ぜひいちごも入れてみてくださいね。
いちごのミルフィーユを作る際は、楽農ファームたけしたの完熟あまおうもぜひお試しください。