【やばい、これじゃ出荷できない。。品質向上への入り口となった10年前のホワイトデー事件】
2020/03/13
「パパ、酸っぱい、美味しくない!」
まだ保育園の娘の一言。。
子供が一番の審査員です。
美味しくなかった。 あっちこっち現場のいろんな場所からちぎって食べては「やばい」
あっちのイチゴも、こっちのイチゴも。。青ざめた。
そう、その日はホワイトデーの最終発送日 3月14日に東京に届けるためには12日に発送、つまり10年前の今日です。
この日は忘れられない。
みんながどうだかわかりません。 しかし私が作る限り、3月の気候が一番難しい。
晴れたら痛いくらいの日差し
曇ると冬のように寒い、今朝も霜が降りてた。
この時期の苺がどうしたら美味しい旨味を落とさずに収穫できるのか。。
まずは完熟の熟度を極限まで上げてみた。
でも違った。 熟度だけじゃダメ。 完熟でも美味しくないものは美味しくない。
何がダメなのかわからない、見えない敵との戦いみたいなもので絶望しかけました。
出荷を止める。
この決断は重たかった。
それから苺を捨てだしたが、とてもすさまじい量。。
だから冷凍して、とりあえず保存しよう。。
これがのちにジャムやスムージーの開発につながるきっかけ。
出荷を止めたお客様に電話、メール、そこで涙が出てくる。
お客様から優しい言葉、激励の言葉が返ってくる。
お叱りはなかった。
大事なホワイトデーの品でプロポーズするんだと言っていたお客様も困ったなぁと言いながら待つという。
この悔しさと申し訳なさと絶対に美味しい苺で恩返ししたいというこの思いが
今の楽農ファームたけしたの土台です。
1.完熟収穫
2.ピンポイント発送
3.100%返金保証
この一か月に及ぶ出荷を止めた地獄のおかげで考えて考えて考え抜いた。
でも簡単にうまくいきませんでした。
でも何としてもクリアしなければならない理由があったから突破できたんです。
人への思いに勝る理由はありません。
自分のことだけだったら、とっくにやめてます^-^;
そんな品質を皆さんに使いこなしていただきたいです。
人が動くときに、出会いと別れ、人生の節目、私は最高品質をお届けします。
そして今はクラウドファンディングでたくさんの方々の支援の下、
やれば出来る!人は変われる!を伝えています。
ご縁のあった皆様に当方の苺の歴史をお伝えしました。
共感くださった方、ぜひクラウドファンディングのプロジェクトもご一読いただけるとありがたいです。
日本全国に苺農家が伝えます。
人は簡単には変われないけど、人は変われる!その技術が存在する!
プロジェクトのリンクです。 15日の24時終了 現在160%で進行中
https://camp-fire.jp/projects/view/237561
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楽農ファームたけした
福岡県大川市大字大野島427-1
電話番号 : 0944-87-8133
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